1991-03-26 第120回国会 参議院 商工委員会 第3号
そのほかに、国立環境研究所ではフロン代替物質の対流圏分解物質の環境影響評価に関する研究等をやっております。また、お話がございましたがんセンター等も入りまして、紫外線の影響調査を疫学的にやるという班も動いておるわけでございます。
そのほかに、国立環境研究所ではフロン代替物質の対流圏分解物質の環境影響評価に関する研究等をやっております。また、お話がございましたがんセンター等も入りまして、紫外線の影響調査を疫学的にやるという班も動いておるわけでございます。
と、それからもう一つは、赤潮プランクトンの「増殖刺激物質としてのビタミンB1、B2、鉄、たん白質分解物質であるプリン、ピリミヂン、キレート剤など、陸からのパルプ排水、下水などの流入、底泥の溶出、多産したプランクトンの分解などによって量的に保障されている。」。それから三つ目は、「水の停滞性は流入した栄養塩や刺激物質の拡散を防ぎ、増殖した赤潮プランクトンの高密度を維持する。
これらの物質は、微生物の活動に障害を与えたりして汚水の処理効率を低下させることはあっても、こうした難分解物質なり重金属を取り除くことはできないわけであります。現にデータでも明らかになっておりますように、大量の重金属などが処理水の中に含まれたまま公共用水域へ放流されたり、汚泥中に濃縮されたりしております。
たとえば汚染源を突きとめていく、それから、取り返しのつかない状態だが、ヘドロをどう処理していくか、これはこのまま人類の生活に放置するわけにいかない難分解物質です。
特に公害の問題に対しましては、いわゆる外国において、特にドイツの先進国においては本年の六月、アメリカにおいては来年におきまして、いわゆる分解物質に変えようとしておるのであります。そういうときにおきまして、通常の塩で無害であるという結論を出すに至ったということは、全く科学的な根拠を認ゆることができないのであります。